看護部
冨田病院看護部は、病院の理念に基づき、地域の人々に信頼される看護をめざし、安全で質の高い看護を提供します。
看護部長挨拶
看護部長
神田 美紀江
地域密着型医療
~信頼される思いやりのある看護~
冨田病院看護部は地域との繋がりを大切に、「やさしさと笑顔」で対応する心のこもった看護を提供しています。さらに専門性を生かした看護の展開に向け教育システムの充実を図り、院内外の研修にも積極的に参加し、知識・技術の習得とともにキャリアアップの支援に努めています。また、職員が働きやすく、ワークライフバランスを大切に一人ひとりがいきいきと目指す看護が実現できるよう、労働環境の整備にも取り組み、職員満足度や定着率の向上に成果を挙げています。
護部基本理念
- 患者さまの立場に立ち、その人の権利を尊重します。
- 安全・安心・満足を考慮した看護を提供します。
- 専門職として個々の資質の向上を図ります。
- 医療スタッフと協働し、チーム医療の向上に努めます。
看護体制
看護単位:一般病棟・障害者病棟・外来・手術室
看護配置:一般(地域包括ケア)病棟 10:1 入院基本料
障害者病棟 10:1 入院基本料
勤務体制:3交替・2交替
看護方式:固定チームナーシング・受持ち制
各部署紹介
2F(一般(地域包括ケア)病棟)
51床[一般36床・地域包括ケア15床](10:1看護)
内科・外科・循環器内科の混合病棟です。心臓カテーテル検査、治療を受け入れています。看護スタッフは、新人からベテランまで幅広い年齢層で、患者さんが安全・安楽に治療できる入院環境を提供しています。
3F(障害者病棟)
48床(10:1看護)
重度の障害を持った患者さんや廃用症候群で長期臥床患者さんの治療・看護が主体となっている病棟です。チームの和を大切に、個々の看護師の看護力を共有し合える雰囲気作り、患者さん・ご家族、そして仲間への思いやりの精神・支え合い助け合う看護の提供に取り組んでいます。
外来・手術室
外来スタッフは、笑顔で患者さんに接し、ぬくもりに満ちあふれた看護を心がけています。お一人お一人のかかわりを大切にし、相談しやすい雰囲気づくりに努めています。当院は、外来スタッフが手術室も担当し、外来受診から手術までの看護をさせていただいています。患者さんとのコミュニケーションを深め、安心して手術が受けられる支援体制を心がけています。
看護部教育研修計画
目標
- 看護専門職として、常に質の高い看護を提供するために必要な知識・技術・態度の向上を図る。
- 自己の責任において、病院内外の研修に積極的に参加し実践能力の向上に努める。
平成28年度 看護部院内教育計画
研修項目 | 研修月 | 研修目的 | |
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看 護 実 践 能 力 |
気管切開チューブの管理とケア | 4月 | 気管切開チューブの種類と特徴を知ることで、安全なケアができる。 |
ME機器の取り扱いについて | 5月 | 輸液ポンプ、シリンジポンプの構造を理解し、安全な使用法を学ぶ。 | |
摂食・嚥下障害について | 5月 | 嚥下のメカニズムが理解でき食事介助の注意点がわかる。 | |
ECGの基本的な読み方 | 5月 | 心電図の基本的な読み方が理解できる。 | |
気管切開チューブの管理とケア | 6月 | 気管切開チューブの種類と特徴を知ることで、安全なケアができる。 | |
救急蘇生法 | 6月 | 救急時のA・B・Cが理解でき、急変時の対応ができる。 | |
看護必要度について | 6月 | 看護必要度を理解することができる。 | |
ECGモニター,AEDのの安全管理 | 7月 | 正しい取り扱いができ、管理方法が理解いできる。 | |
静脈ポートについて | 7月 | 静脈ポートの仕組みを理解し、正しく管理する事ができる。 | |
胃瘻管理とケアー | 8月 | 胃瘻増設患者のケア及び胃瘻の管理方法が理解できる。 | |
輸血療法・血液製剤について | 8月 | 輸血・血液製剤の基礎的知識を身につけ、安全な実施方法を学ぶ。 | |
医療安全:転倒、転落(DVD) | 9月 | 化学的根拠にもとづいて、転倒・転落事故を防止することができる。 | |
呼吸管理 | 9月 | 人口呼吸器の構造、取り扱い方法を学び、適切な看護の提供ができる。 | |
ペースメーカー | 9月 | ペースメーカーの基礎が理解でき、合併症の対策がわかる。 | |
心臓カテーテル検査と治療 | 10月 | 心臓カテーテル検査と治療が理解でき看護に役立てることができる。 | |
看護必要度について | 10月 | 看護必要度を理解することができる。 | |
褥瘡管理 | 10月 | 褥瘡をはじめとする創傷処置の基本が理解できる。 | |
化学療法の実際と看護 | 11月 | 化学療法の手技と看護を学び、正確、安全に実施できる。 | |
糖尿病について | 11月 | 糖尿病の病態と合併症を理解し、血糖測定の意義と実際を学ぶ。 | |
認知症について | 12月 | 認知症の理解とそのケア | |
医療安全に於けるコミュニケーション技術 | 12月 | 医療安全におけるコミュニケーションスキルをUPし、安全・安心な医療を提供できる。 | |
看護倫理について | 1月 | 看護倫理についての基礎知識・医療現場における倫理的問題についての対応 | |
医療安全:転倒、転落(DVD) | 1月 | 化学的根拠にもとづいて、転倒・転落事故を防止することができる。 | |
ECGモニター,AEDのの安全管理 | 2月 | 正しい取り扱いができ、管理方法が理解いできる。 | |
身体拘束(DVD) | 2月 | 身体拘束の本質、弊害を理解する。 | |
口腔ケアーについて | 3月 | 効果的な口腔ケアの必要性について理解でき、合併症の予防ができる。 | |
マ ネ ジ メ ン ト 能 力 |
個人情報保護法 | 12月 | 個人情報保護法の基本方針に基づき医療情報の管理を行い、質の高い看護の提供をする。 |
介護保険制度・診療報酬について | 1月 | 高齢者医療制度について学び、理解を深める | |
教 育 研 究 能 力 |
院内研究発表 | 1月 | テーマに基づいた研究を行い、研究能力を養う。 |
看護記録Part | 12月 | 適切な看護記録の方法を学び、基礎的能力を養う。 | |
看 護 補 助 者 研 修 |
感染防止対策(DVD) | 4月 | 基本的な感染防止対策を理解し、実践できる。 |
摂食・嚥下障害について | 4月 | 嚥下のメカニズムが理解でき食事介助の注意点がわかる。 | |
食事介助とトランスファー | 5月 | 嚥下のメカニズムを考慮し、食事介助が出来る。体位変換、移動時の基本的介助ができる。 | |
接遇 | 5月 | 医療人としてのマナーを理解し、患者に接する事ができる。 | |
救急蘇生法 | 5月 | 救急時のA・B・Cが理解でき、急変時の対応ができる。 | |
食事介助とトランスファー | 6月 | 嚥下のメカニズムが理解でき食事介助の注意点が分かる。体位変換や移動時の基本的な介助方法が理解できる。 | |
医療安全(転倒・転落) | 7月 | 化学的根拠に基づいて転倒・転落事故を防止する事ができる。 | |
個人情報保護法 | 8月 | 個人情報保護法の基本方針に基づき医療情報の管理を行い、質の高い医療を提供する。 | |
感染対策(スタンダードプレコーション) | 9月 | 感染対策の基本的技術を学ぶ。 | |
口腔ケアーについて | 3月 | 効果的な口腔ケアの必要性について理解でき、合併症の予防ができる。 |