概要

博愛・協調・健康の理念を基に100年近い歴史を持つ病院です。 病気だけでなく、患者さま一人ひとりを大切に地域に根ざした医療を続けて、患者さまや紹介される開業医の先生方に信頼される病院をめざしています。平成11年春に全館に渡る増改築が完了し、平成12年4月から一般病床51床(2階病床)となり、平成26年4月に、この内15床を地域包括ケア病床としました。 また、平成24年6月に療養型病床48床(3階病床)を障害者病床48床に転換しました。
当院の特徴として、脳卒中(脳梗塞、脳出血)等の身体機能障害の患者様が家庭や地域社会へ復帰する為のリハビリテーションに力をいれ、理学療法(PT)、作業療法(OT)、言語療法(ST)を行っております。内科は各担当医が臓器中心ではなく、総合的に幅広い視野で診療にあたっております。 必要に応じて常勤の循環器内科、消化器内科の各専門医への紹介をおこなっております。
循環器内科では、各種検査からペースメーカー植込み手術や狭心症、心筋梗塞に対するカテーテル治療(経皮的冠動脈形成術)・心房細動に対するアブレーション治療をおこなっております。平成19年6月より患者さまへの侵襲が少ない心臓検査として64列CT検査が実績を重ねております。
消化器内科はエコー、カメラ等検査体制があり、同一法人の京都博愛会病院消化器内科と連携をとり診療にあたっています。
外科系は一般外科の他に、整形・婦人科の外来を行っています。小児科も常勤医にて毎日診療を行っております。
病室、屋上からは賀茂川、比叡山をはじめ五山送り火を一望でき、建物の中心には中庭があり自然採光と通風が得られ、自然環境と交通の便にも恵まれています。 尚、近隣の京都博愛会病院とは同一法人であり、密接な協力体制で診療を行っております。在宅診療では京都博愛会病院、訪問看護ステーションはくあいと連携し、平成20年5月に通所リハビリ施設「デイケアセンターとみた」を開設し更に在宅医療分野への充実を目指しています。
医療機関名 | 社会福祉法人 京都博愛会 冨田病院 | |
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所在地 | 〒603-8132 京都市北区小山下内河原町56 TEL:075-491-3241 FAX:075-491-7307 |
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理事長 | 冨田 哲也 | |
院長 | 上田 俊二 | |
診療科目 | 内科・循環器内科・消化器内科・外科・整形外科・婦人科 小児科・皮膚科・リハビリテーション科・心療科・脳神経内科 ・放射線科 | |
特殊診療 | 心臓カテーテル(アンギオ)検査/治療・アブレーション治療・心臓CT撮影検査・乳腺外科・マンモグラフィー撮影・脳神経内科 | |
告示・指定 | 労災診療・生活保護(医療扶助)・特定疾患・難病医療・二次病院群輪番・原爆・肝炎インターフェロン・精神医療 | |
健診・相談 | 特定健診・乳児健診・小児科予防接種・不妊相談・栄養相談・医療社会福祉事業相談・在宅介護相談 | |
病床数 | 総数 99床 (内訳)一般:99床 | |
入院料基準 (看護配置基準) |
一般(26床) | 10:1入院基本料 |
地域包括ケア(25床) | 地域包括ケア入院医療管理料1 | |
障害者(48床) | 10:1入院基本料 | |
施設基準 | 診療録管理体制加算2、特殊疾患入院施設管理加算、療養環境加算、重症者等療養環境特別加算、入退院支援加算2、認知症ケア加算2、せん妄ハイリスク患者ケア加算、後発医薬品使用体制加算3、データ提出加算1、地域包括ケア入院医療管理料1、入院時食事療法(1)、機能強化加算、心臓ペースメーカー指導管理料の遠隔モニタリング加算、ニコチン依存症管理料、がん治療連携指導料、肝炎インターフェロン治療管理料、薬剤管理指導料、在宅療養支援病院(2)、在宅時医学総合管理料及び施設入居時等医学総合管理料、在宅がん医療総合診療料、検体検査管理加算(1)、検体検査管理加算(2)、時間内歩行試験及びシャトルウォーキングテスト、神経学的検査、CT撮影及びMRI撮影、外来化学療法加算2、心大血管疾患リハビリテーション料、脳血管疾患等リハビリテーション(1)、運動器リハビリテーション(1)、ペースメーカー移植術及びペースメーカー交換術、大動脈バルーンパンピング法(IABP法)、輸血管理料(2)、輸血適正使用加算 |
●診療検査医療機関の指定について
●初診時の「機能強化加算」について
基本理念
基本方針
- 患者さまの立場になって、いつも最善の方法を考え行動し、説明と理解、同意に基づいた信頼される医療を目指します。
- 安全で質の高い良心的な医療が提供できるよう常に研修に励み、チーム医療に取り組みます。
- 地域医療の向上のため、地域の中核病院として、他の医療機関との緊密な連携に努めます。
- 身体機能に障害を受けた人たちが早く社会へ帰ることを目指します。
- 常に公共性と経済性を顧慮し、効率的で健全な病院経営と快適な療養環境の確保に努めます。
患者さまの権利と義務
- 平等で最善の医療を”受ける権利”を尊重します。
- 治療や病状について”知る権利”を尊重します。
- 診療の方針や行為を”選択する権利”を尊重します。
- 個人情報が”守られる権利”を尊重します。
- 他の患者さまの治療や検査、快適な療養生活に支障を与えないように配慮する義務があります。