第22回「精神科治療学賞」で優秀賞を頂きました
精神科作業療法室の橋本和樹主任が受賞しました。
<優秀賞>
「精神科の治療環境における作業と治療の関係の再考
-Francois Tosquelles の治療的仕事を通して-」
橋本和樹:精神科治療学,40(5);541-548,2025.(総説)
抄録:本稿では、作業と治療の関係を再考することを目的にしている。そしてその一つのあり方として「協働作業を通じて環境を<世界>へ加工すること」としての治療的仕事・作業療法のありかたを提示する。第 1 節では、「制度を使う精神療法」と日本の精神医学におけるHermann Simon の受容の仕方の違いを論じ、その読解が「労働改造」と「治療的仕事」の分岐点であったことを示す。第 2 節では FrancoisTosquelles の「治療的仕事」の概念を詳述する。また第 3 節では治療的仕事の具体例として、彼らが制度化と呼ぶものを一つの作業として分析し、精神科臨床における作業療法のあり方を検討する






