精神科部門

○当院の精神科には、１８６床の精神科病床があり、統合失調症、うつ病、神経症をはじめとした、さまざまな精神疾患の方の入院に対応しています。
病棟は男女混合の精神一般病棟２病棟と精神療養病棟１病棟からなり、長期間の入院を必要とする方、精神症状を伴う認知症の方の入院にも対応しています。

○当院では、身体に合併症のある方の入院に積極的に対応しています。
当院精神科は準開放病棟ですので、精神症状が比較的重い方の入院にも対応することができます。身体疾患の方が意識障害、うつ病などを合併することは、決して珍しくありません。一般科も兼ね備えた病院の精神科として、他科との緊密な連携のもと、コンサルテーション・リエゾン精神医療（身体疾患と精神疾患を併発している方への心的サポート）にも積極的に取り組んでいます。

精神科医療の「病院から地域へ」という流れの中で、当院では社会療法科が担当する精神科作業療法、精神保健福祉相談、心理療法、および在宅支援科が担当するデイケア美登呂、精神科訪問看護により、入院・外来を通じて一貫したリハビリテーション・サービスの提供を目指しています。
現在のストレス社会においては、うつ病、パニック障害、社会不安障害、心身症などが増えており、精神科への多様なニーズに応え、思春期から老年期まで気楽にこころの悩みを相談していただけるよう、スタッフ一同努力しています。
※思春期の方は、あらかじめご予約下さい。

部長：荒木賢介
顧問：山下俊幸
医員：西村三佐子 / 田中晴佳 / 辻紀好
嘱託：石井宏実 / 和多田裕 / 丸山千佳